適切なメガネとコンタクトレンズを
快適に見えるためには、レンズの度数が適切であること・形が顔や目に合っていること・取り扱いが正しいことなどが必要です。度数が不適切だと目の疲れや頭痛を引き起こし、体調も悪くなります。
とくにコンタクトレンズは取り扱いが悪いと菌やバクテリアが発生して、角膜はひどい状態になります。皆様がメガネやコンタクトレンズを快適に使われるためには、目に合ったものを選ぶだけでなく、取り扱いにも注意が必要です。
スポーツの時はメガネかコンタクトレンズのどちらを選べばよいの?
メガネは激しく動かないスポーツ(ゴルフ・アーチェリー)やちりやほこりが多い中で行なうスポーツに適しています。しかし、メガネの枠で視野が制限されたり、使用するレンズで周辺がきちんと見えないこともあります。
コンタクトレンズは激しく動くスポーツ、速く動くものを見るスポーツ(スキー・野球・テニス・バレーボール)、相手やボールと接触の多いスポーツ(バスケットボール・サッカー・格闘技)に適しています。しかし、コンタクトレンズは目の触れるので、適切な取り扱いが必要です。
したがって、プレイする競技によってメガネかコンタクトレンズを選択する必要があります。
メガネ | コンタクトレンズ | |
---|---|---|
取り扱いの容易さ | ○ | △ |
視野の広さ | △ | ○ |
くもりにくさ | △ | ○ |
外力からの影響 | △ | ○ |
ちり・ほこりの影響 | ○ | △ |
40歳からのメガネ・コンタクトレンズ
目は40歳くらいから老眼が始まり大きく変化します。この時期は仕事で目を酷使する時期にもあたります。老眼が始まると本やコンピュータの文字が見にくくなりますが、がんばって見ていると頭痛・目の疲れ・肩こりなどの症状が起こり、体調が悪くなります。また、老眼は年齢とともに進むために、年齢によってメガネ・コンタクトレンズの度数を変える必要があります。
目を快適にして疲れをためないためには、手元や文字が見やすくなるような「近方用のメガネ」を作ることをお勧めします。以前は遠近両用のメガネを使用される方が多かったのですが、最近は遠近両用コンタクトレンズが開発され使用される方が増えています。
お気軽にご相談ください。
当院ではハードレンズ・ソフトレンズ・使い捨てレンズ・カラーレンズなど、さまざまな種類のレンズを幅広く取り扱っています。また、使用される用途に合わせて、最適なレンズを選択致します。
コンタクトレンズの使用が初めての方は、ていねいに装用指導を行ないますので、心配はありません。検査と作製は知識と経験の豊富な視能訓練士とメガネ・コンタクトレンズ専門の検査員が対応いたします。コンタクトレンズを作製の時は、お気軽にご相談ください。