|
| ||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||
●スポーツで重要な眼の機能
| ||||||||||||||||||||||
●ビジュアルトレーニングについてスポーツビジョンでは視覚を向上させる方法として、視力矯正とビジュアルトレーニングを提唱しています。視力矯正は、屈折異常(近視・乱視・遠視)による視力の低下を、コンタクトレンズや眼鏡や手術などで改善させることです。ビジュアルトレーニングは、視覚をトレーニングさせて現在持っている視覚能力をより一層向上させようとするものです。 スポーツビジョンのビジュアルトレーニングの方法については、以前から多くの人が独自のトレーニング方法を提案していますが、実際の現場でのトレーニングよりも擬似的な環境でのトレーニングを推奨しています。そのために、最近は器械を使ったトレーニング方法も提案されています。ビジュアルトレーニングの有効性については、スポーツビジョン以外の分野では疑問がもたれています。その理由として、提案されているビジュアルトレーニングは提案した人のオリジナルプログラムに沿って行われるために、効果の客観的な評価ができないことや、器械を使ったビジュアルトレーニングでは、トレーニングしている視覚の状況が実際のスポーツをしているときの状況とは著しく異なることがあげられています。 また、競技能力や競技成績がビジュアルトレーニングによって向上することについては、競技能力や競技成績が、身体能力、メンタル能力、経験など多様な要素から成立していることから考えても疑問視されています。したがって、現在提案されているビジュアルトレーニングの有効性については慎重に判断する必要があるように思います。
| ||||||||||||||||||||||
●さいごに眼はスポーツをするときには大切な役割を果たします。そのため眼とスポーツの関わりについては、スポーツビジョンの分野だけでなく、様々な分野で研究が行われています。しかし、スポーツビジョン分野とそれ以外の分野では、競技者の視覚能力、視覚と競技能力や競技成績との関係、視覚トレーニングがパフォーマンスや成績に与える効果などの研究結果には大きな差があるために、現在のところはっきりとした結論はでていません。今後スポーツにおける眼の役割についての研究は、さらに多くの分野で進んでゆくと思われます。そのなかから新しいことがわかってくるのではないかと期待しています。 Sport JAST 且O省堂スポーツソフトから抜粋
| ||||||||||||||||||||||
|
表1 スポーツビジョン・マニュアル検査項目(IASV) | ||||||||||||||||||||||
|